名古屋Live「夜空と月のピアス」

2018/11/24(土) あたたかな晴れ

「夜空と月のピアス」というお店は、
名古屋にあります ライブハウスです。
この日わたしは、とても良い気持ちで、
初めての出会い、初めてのお店、まだ出会ったことのなかったたくさんの人たちと、同じ時間を過ごし、そして、はじめましてのご挨拶と自己紹介のような歌をとてもとても新鮮な形で歌わせていただくことができました、たのしくてうれしかったです。
名古屋には12年の仲である絵描きの親友がいます。
この日は、その子も一緒に過ごしてくれて、なかなか会えないのだけれど、言葉が少なくても、お互いイメージしている世界が変わらないということを感じて。
わたしの久々の歌声たちのことも、
「中田は、昔見ていた歌声から変化が出ていて、色々な声で表現してくるあの感じが、すごく面白かったよ。」
と、Liveの感想をくれたこともうれしかったなぁ。
逢いたかったし、逢いに行くから!
と約束して、一度タイミングを逃したことを心残りに思っていたので、今回の名古屋の旅は、彼女に歌声を聴かせるための遠征だったということもあったのです。
だから、普段しないような行動もできて、気づけば名古屋に行くためのスケジュールが出来ていました。
我が友よ、ほんとうに、ありがとう。
そして、この日の共演の皆さんのパワーと輝きが、私のエネルギーとなりました。
本番では、途中、エアコンの風を感じた後にノドが突如乾燥していて、かすれ声がなんとか歌い切る。という場面があり、私の意識をもっと高めなければなぁ、、、と
勉強させていただいた夜でもありました。
言い訳はしない。
自分のコンディションは事前に察知して、ステージでの注意やアクシデントの危険性にも集中して理解してから、そして自分で回避しなければならないのだ。
と思いました。
昔、もっと歌うこと「だけ」に集中して生きていたあの時期は、何度も何度も繰り返し思ったことを未だに繰り返しているのだから、12年の経歴も聞いて呆れるぞ、と感じるお客様もおられるかもしれません。
そして、実はほんの少し、しょげていた、終演後の私は、気持ちのことは一旦置いておいて、、、喜びを感じたことについて目を向けましたらば、
この日は、
大阪から来てくださったお客様や
以前から私の存在を知っていて今回初めて歌を聴きに来てくださった方も足を運んでくださった喜びがありました。
ココナッツバナナの香りがするリップクリームや、パイン飴、ココアパウダー、などプレゼントまでいただいて、
なんて幸せ者なんだ、わたしはしょげたりしている場合ではない!と思い出したその時、
私が大事に持ってきたアルバム「はだかの音楽」の前に若そうなオシャレな男の子が二人、笑顔でCDを眺めながら立っていました。
大阪から来てくれたお客様に「CDほしそうよ、彼らに話かけてくたらいいんじゃない?」と背中を押されて、内心おそるおそる、表は満面のキラッキラの笑顔で、彼らに声をかけてみました。
すると、その子たちは、名古屋の芸大生とのこと。
そして「こんな世界もあるのか!」と言って喜んでCDを買ってくれたのです。
嬉しさのあまり、大人げもなく(元々大人げはありませんが笑)、果てしのないお調子者っぷりが出てしまったわたくし。
「そうそう、こんな感じで歌う人間がいてもいいのですよ、ヌハハハハ!笑」
そう言って心は一気に救われていました。
12個程年下の子達と感じあい笑いあえた瞬間。芸術が運んでくれる「風」とそこに混ざる「いい匂い」を感じ幸福度が高まったのでした。
その上さらに、

 

その子達が大学の軽音で私の楽曲をカヴァーしたいと話してくれまして、珍しいこともあるものだ!とそれもまた嬉しくて、つい、お得意の妄想が先走りました。
(ぜひぜひカバーしてくださいね。)
その時は大学へ忍び込んで彼らの演奏をこっそり聴きに行きたいなぁ〜
そして、曲中で中田も登場。
(まるでモノマネ王座決定戦のご本人登場のシーンのような演出で)私は動揺する彼と肩を組み、共に歌うのだ。
【スイッチヲ】という曲は、1分間の短い曲だから、となると彼が歌い始めて30秒後には私が現れ、
その30秒後には終演だ。
あぁ、なんてドラマチックなの!笑
ぜひよろしく(。-_-。)と。
大人げの一切ない、中田真由美の歌に、
面白さを感じてくれた男の子たちにも
大きな感謝を込めて。
今、この日記を改めて綴っております。
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話は変わって、
名古屋Liveは、「 12  」という数字が
キーワードだったことに、今気づきました。ミラクルだなぁ〜!
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ほんとうに、
みなさま、
ありがとうございました。
そして、
これからも、
みなさまへ、
ありがとうございます。
また逢いましょ〜
ばいび〜