休日です


8月12日

徳網くんとアシスタントスタッフさんと、随分と長い間話をした。徳網くんとは、数年前からの知り合いで、ツーマンでライブをしたり、お互いの企画に出演し声をかけ合ったりしているけど、飲みに誘ってくれるのは、初めてで、なんだか嬉しかった。

先日、双葉双一さんと私と徳網くんとのスリーマンライブでも、リハ後に飲み屋さんで一杯一緒に過ごしたけれど、あの日は、なんてったって、私の憧れの双葉さんと一緒の時間だったから、徳網くんのことは凄く申し訳ないけど、二の次になっていて、私には双葉さんしか目に入っていなかった。(後に、徳網くんも「あの中田さんは本当酷かったっす」と語っている笑)

なので、徳網くんとアシスタントスタッフさんと三人で、ゆっくり語らうのは、初めてだった。

開いてるお店をふらふらと歩いて探し、偶然出会ったお店に入った。そのお店は、ふかふかの正方形のクッションが椅子になっていて、本当にものすごくふかふかだったので、思わず私は、こんなにふかふかな椅子は初めてだと喜んでしまった。
2人は、大人だから、そんなことでは、はしゃがずに、はしゃぐ私を温かい目で見ていてくれた。(確か徳網くんは「若干僕は、ひいてますよ〜」と、言ったけど、私には聞こえなかった。)

なかなか居心地が良かったもので、だいぶん、自分の話をしたような気がする。それに、2人がとてもいい内容の話をしてくれて、とても時間が濃厚になった。

善いものを作る人は、必ず、深いところに深く温かいものと、強すぎるこだわりを持っているなぁと、思ったりもした。そんな人が、私はとても好きなのだけど。


その翌日は、
お昼すぎまで眠ってしまっていた。

8月13日

私の連休が始まった1日目だから、これは、これで休日らしくていいか。と、ぼんやりと散歩に出かけ、近所のお気に入りのカフェに行った。既に夜ご飯の時間だった。そこには、私的に、休日らしいメニューが揃っていたので、パスタのセットを食べて、最後にデザートまで堪能した。
これぞ、休日だ。


そんなことを想いながら、次は公園に出かけた。暖かな公園には、これでもか、というほど人がいて、騒がしかったけど、カルガモが、見るからにぼーっと池を泳いだりするのを見ていたら、今日は、休日なのだ。と、そう思えた。


今夜は
自分の中の大切な話があって、それは、他の人には、全然大切にならない話でもあるのかもしれないなぁ、と分かった夜だった。悲しい話ではないのだけれど。(いや、もしかしたら悲しいのかもしれないけれど。)

まるで、違う人と人とを結ぶものって、いったいなんなんだろう。残るのは、気持ちだけなのだった。


今日は、ほんとに。不思議なくらい、休日らしい、休日だった。