トリオワンマンのお礼をば。

2018.7.23(げつ) 晴れたザマス！

すごかったなぁ。と思い返してみる。

アートリオンというお店は西荻窪にあり、私はアートリオンがここにやってくる前から、この場所を知っていて、この場所で歌い続けていて、今でも、ここで歌が歌えている。(どうしても、昔、ここがサンジャックだったことは、思い出してしまう。サンジャックは、今はもう、三津浜に移転したのだ。)

そして、アートリオンはもう5周年ということなのだそうだ。(ということは、サンジャックが西荻窪を離れてから4年が経ったということだ。)

私は、そんなことをまだ、考えていた。

アートリオンは、お祝いの季節、つまり7月にいつもワンマンLiveに誘ってくれる。誘ってくれるのは、大好きなお兄さんSSWの沢田ナオヤさん。

ナオヤさんは、いつも、私も楽しめるLiveを組んでくれて、いつもアートリオンLiveが楽しい。それは、ナオヤさんのチカラでもある。

5周年のお祝いは、アートリオンで働くナオヤさんのために演りたい！と思ったりしていることに、今年は気づかされた私。

Liveの曲間に、ナオヤさんを呼び込んで、即興でラップをしてもらっちゃった！笑

そして、ナオヤさんはこう叫んでいたよ。

「こんなどうしようもない僕を

ここで、働かせてくれてありがとう、アートリオン！おめでたいなぁ！」

って。素敵だなぁ〜と思った。

そんなアートリオンで、私は、4年前くらいにコントラバス奏者の村木充さんと出会ったのでした。

村木充さんは、

そんなに頻繁にLiveをしているわけではなく、じっくりゆっくり、その場その場で、掴んでいってもらっていて、限られた時間の中で回を重ねて、今では、

私のカタチをよく理解した上でそれを横で支えてくれつつ、浮遊しながら、彩ってくれる演奏家さんです。

そして、村木さんは、私のぶっ飛んでいきそうな話でも「へぇー、面白いねぇーナカタさん」と言って、ウンウン頷きながら話を聞いてくれます。非常に優しいです。

そして、時たま、私が理解できないほどの、ぶっ飛んだ話を吹きかけてきたりする強者です、笑。

そして、今回、すごく演りたいことが私の中にありました。

それは、ナオヤさんが言ってくれたように、村木充さんと、夏秋文彦さんと私とでのトリオ形態で、Liveがしたい。ということでした。

夏秋文彦さん。

去年、夏秋さんとは群馬の山奥の月を眺める演奏会で再会したのだけれど、その日、私は夏秋さんのコンツォフカを吹く姿に見惚れ、彼の＂自然＂と一体化した音の響きに感動してしまって、その時は、全然手の届かないひとだと思っていて、ただのファン気分だったのですが、まさかまさかの展開で、夏秋さんと一緒に音楽をさせていただくチャンスが舞い込んできたのでした。

そして、２人で演る音楽、

アレンジというものについて、アレンジされてみることについて、感じ、

呼吸や、流れ、など、まだまだもっともっと、知りたいことなどが増えていて、今年も度々、ご一緒させていただいていました。

ナオヤさんが、夏秋さんと私のLiveを見て、そこに村木さんの音も交えて、「トリオのライブも聴きたいなぁ、楽しみやでぇ、真由美ちゃん。」と言ってくれたその時、絶対実現させよう、って思って。

村木さんにも、お手紙を書きました。

「今は夏秋さんと音楽をすることを勉強しています、落ち着いたら、3人でLiveしたいと思っています。」と。

そして、夏秋さんと私と村木さんでのトリオワンマンLiveが、沢田ナオヤさんの働く5周年のアートリオン記念の日と決まったのでした。

私は、そのすべてが嬉しく、愛おしく、幸せなことだったので、とても張り切りました。

当日は、すべての席が埋まり、たくさんのお客様にご来店いただくことができて、本当にうれしかったのでした。

私は、ずっとハイだった気がします。

Liveも自分が仕出かした詳細は、あんまり記憶にないくらい、楽しみました。お客様の笑顔のことだけ、覚えています。

あ、あと、村木さんが予定になかった