声優:貴月ともよさん

5月8日(かようび) はれ
5月13日(にちようび) あめ
5月18日(きんようび) くもり


今日は、先日私に付き合ってくださった
ある素敵な女性のことを綴ります。


声優の 貴月ともよ さん。

わたしは、彼女のことが、気になっていました。それは、なぜなのか、それは、なぜなのか。彼女と出会ったきっかけは、そうだ。村木充さんだった。

コントラバスの村木充さんは、私をサポートしてくださって時々タイミングが合う時や、コレ!という時のライブで一緒に演奏してくださる。心強く、優しく、面白いお兄さんで、色々な方々をサポートしていて海外でも演奏されていたり、カタチにこだわらず、凡ゆる表現者を理解しながら音楽に没頭されているコントラバス奏者さんなのです。彼は、朗読劇で生演奏などもされていて、本番の臨機応変な形で背景的、空気的な演奏をしてくださったりもします。

村木さんが朗読劇で共演されて、貴月ともよさんと繋がり、私と村木さんが演奏するライブにともよさんがお客様として、会場に来てくださったのが初めての出会い。
確か、渋谷のラストワルツというお店でのライブ終演後、ご紹介いただいて、ご挨拶をしたのでした。

私はタイコのタイさん、村木充さんとのバンドトリオ形態。なんだか凄いミュージャンの方々の出るイベントで何故か大トリをつとめて、その時は、たまたま中田真由美のドキュメンタリー映像を撮影していて、わたしも、派手にアヒルの口を装備してガーガー演ったり、へんてこなセッションをやらかしたりしたりのあのステージを観てくれていたともよさんが、あの日以来、何度かライブに遊びに来てくれて、、、

ツイッターやフェイスブックでも、常に私を見守ってくださっていたり、貴重な貴重な女性ファンのお一人というようにも思えるわけだったけれど、彼女は「声優さん」ということを聞かされていた私は、ずっと、その声優である貴月ともよさんのことが、気になっていたのです。

知り合ってから2年くらいが経ちました。

私の場合、どんなに素敵な人であっても、2年間くらいはどこかで疑っていて、そうは言っても…とか、いつか離れていくからなぁ…とか、警戒心を持って距離を保って様子を見る保守的な癖があるのですが (そう、私は、へらへら過ごしていても、そんなにすぐに心を開いていないわけで。厄介な奴ですが、これも私です。)

ともよさんのほうは、あいも変わらず、可愛らしく、穏やかで、なんとな〜くけなげな様子もうかがえたりして。なんだかもっとお近づきになれたらなぁ〜。と、思っていた今日この頃。

自主企画で「朗読と歌のコラボ」をするアイデアが降ってきました。

彼女の声優さんとしての声や取り組みをあまりよく知らずにいた私は、それでもなぜか、ともよさんとなら大丈夫だ。という自信がありました。

村木さんを自分のサポートとしてお声がけさせていただいた時も同じ感覚がありました。この人となら、一緒に出来る。みたいな自信が、時々、そういう人に出会った時に気づけばもう自分の中にあって。

そんな感じで、ともよさんに、私の閃きを真っ直ぐにお伝えして、
お声がけしてみると、「YES!」の返答が早いのなんの臆病な私が大胆になれる相手、というのも相性だと思うので、
とても有難い出会いでした。

ここまで来るのに2年、やっぱり必要な期間でした。ともよさんも、私のアルバムを持っていてくださって、日常でも聴いて口ずさんでくれることもあったそうです。

その、ともよさんなりの日常での解釈は、今回の中田の歌詞を朗読いただく役として、とても重要なもので、ともよさんのセンスを取り入れて、『言葉』にしてほしくて、私は私のものではないものとして、それらを見たり聴いたりしたかったのです。

ともよさんは、絶妙でした。
お客様も共演者さんもお店のマスターも、とても喜んでくださいました。

これまで、時々ともよさんとはライブ会場で会ってお話したり、YouTubeで彼女がミュージカルソーを一ヶ月で覚えよう!というチャレンジをしている姿を見たり(←今でも閲覧できますよ)、そうこうしている2年の間に、きっと私もともよさんという「人」のファンになっていたのだなぁ、、と、今回の企画でコラボした時に、自分も理解したのでした。

ステージ上で時間を共有する機会を使って、私は彼女を見ていましたし、そのはじける声色を聴いていました。はい。もちろん。

ニヤニヤしていました。笑

リハーサルでは、若い女の子に喜んでもらえるように必死に努力するおじさんみたいな気持ちになりました。笑
年齢は、ともよさんのほうが一つ下と伺っていましたので、そんなに違いは無いはずが、あまりにも、ともよさんの普段からの言葉づかい、思想、丁寧さ、気遣いが、美しく、そして何故かけなげで可愛すぎて、失礼かもしれないのですが、私の心は、だいぶん歳上のおじさん気分になったのです。

気前よく、潔く、彼女に気を遣わせないように、カッコイイおじさんにならねば!
というような感じでお茶をしてリハーサルを終えて、コミュニケーションを大切にし、そうして本番を迎えたのでした。

本番では、ともよさんのことを質問攻めするコーナーを設けた私は、10分間、彼女の色々なことをインタビューしました。
私がともよさんのファンでなければ、あの時間は空白だったかもしれません。
だけれども、もっと知りたい気持ちというものは以前から隠し持っていたので、とてもあっという間に時間が過ぎてしまいました。(本当は、もっと時間ほしいくらいでした。小ネタも、用意していたのに出来なかったなぁ〜!笑)

そうして、ともよさんの素敵さのおかげがあり、わたしの想像してたコラボは、具現化し、その時間は、一つのお芝居、朗読劇のようなまとまりのあるステージとして、新しい世界を切り拓いた感覚がありました。

もちろん、わたしには課題が残りますが、また次回、そのまた次回、回を重ねて私なりの「私たちなり」を皆様にお披露目し続けたいなぁ、、、と思ったのです。

楽しかったんですよ、
これだ! 一人ではなく、みんなが活きてるこの舞台のような時間を作りたかったんだ私は!と、分かりました。

今回のセットリストは、
段取り表になっております。

(よ〜く見ると最後の時間だけ誤りがあってタイムスリップして、時間が戻りますが、悪しからず。)

よかったら、こんなことやったのか!
と、見てみてくださいね〜

またやるので是非来てね〜

私また、おじさんになって
ともよさんの素敵さを伝えるため
企画がんばるから〜

わっはっはっ!


ともよさん!あなたは、素敵だ!
ありがとう!!