大阪 うた旅 3日め

2018年5月3日(木) はれ〜

大阪でのライブ最終日。
ヨーグルトにフルーツ、それから陽子さんの作ったビスコッティを何気なくつまみながら朝食を食べた。

映画で見た、理想的な家族の暮らしのような朝。陽子さんと良太さんに会える時間は、わたしの中ではその映画のワンシーンを体感しているように感じて、毎回、幸せになれる。

きょうは、陽子さんが自主企画なので準備などなどで、バタバタ〜っとしていたけれど、私はそれも、まるで山田洋次監督の切り取った世界みたいで嬉しい。

私は後から行く約束だったので、陽子さんを見送って、家で1人自主練をして、数時間後、会場である入江運創店さんへ向かった。

天気もいい。気分もいい。麦わら帽子をかぶって、新しい衣装を着て出発。

会場に到着するや否や、陽子さんは、私の服装を見て、「 中田さん、かわいい衣装やなぁー!完璧ね〜! 」と褒めてくださった。わたしは照れた。

リハの後は、あっという間に本番になって、私は一番手で歌わせていただいて、満員のお客様に囲まれながら、幸せな歌をたくさん歌った。

陽子さんとコトリ木さんのハモリやコーラスは、やはり美しくって、その時間はまるで知らないところにいるみたいな気持ちにさせられてしまった。陽子さんが一生懸命、お客様に楽しんでいただけるように作ったこの日に、わたしも一緒にいられる喜びったらなかったし、何より、井波陽子さんの歌声と歌詞と旋律、田中良太さんのパーカッションが心を踊らせてくださって、わたしはひっそりと後ろで感動の涙を流した。

そうして、みんなでセッションも楽しんで、わたしも舞い上がり予期せず、ズンドコ振り付けで踊っていたら、お客様も自然と一緒に踊ってくださっていて、驚きとともに、笑顔いっぱいのライブ空間になっていた。

楽しかったなぁ〜。
今回は、陽子さんが珈琲を淹れて、コトリ木さんが紅茶を作って、「おもてなし」全開のスーパースペシャルな一日となったのでした。

夜には、深夜になるまでずーっとずーっと陽子さんと面白いお話などをして、野菜がたくさんはいったパスタを食べてお風呂に入って

ああ、明日東京に帰るのかぁ、、、
もう少しここにいたいなぁ、、、

などと思いながら、
明日の朝立つ支度を万全に整えてから
眠りにおちるのであった。
 
明日は5時起き、がんばれ、中田!