またあいましょう。

2018年5月4日(金)  晴れた空

朝です 朝です
わたしは 4:30 に 目が覚めてしまって
もう 陽子さん も 良太さん も
起こさずに ひとりで 歩きだそう
と こっそり こそこそ 服をきがえて
ふとんを たたんでいた ら 陽子さんが

「中田さん〜? なんでぇ〜? 
はやくな〜い〜? あのねぇ〜 良太さんも
わたしもな  えきまで 送るから〜
ゆっくり してて〜」

と 起きだしてしまって わたしは あせり
これは 逆に 申し訳ないことに
なってしまったぞ。

と おもったので じっと 時を待った

そういえば 何年かまえに 宿なしで
京都へ行ってしまった時
その情報を知った京都在住の
シンガーソングライター長野友美さんが
ライブにきてくださって
「泊まるとこないなら うちに来な!」
と言って わたしを 泊めてくださった
あの時
わたしは 申し訳なさで 早朝に起きて
そろそろと こっそり
ありがとうの手紙と もっていたお菓子を
置いて  寝ている 長野さんにサヨナラを
言って  旅立ったのだ

長野さんは あの時
「朝起きたら 中田さんが お菓子になってた」
と つぶやいていたっけ、、、

、、、なつかしい 記憶だなぁ。
優しいひとに 甘えすぎるのこわくて
わたしは いつも スレスレになって
逃げだすんだなぁ。

長野友美さんに会いたくなったりした。

そうして 時間がくると 魔法がとけたように 時がまわりだした 現在 大阪にいて わたしは 良太さんと 陽子さんに 駅まで 送っていただいた

朝早過ぎて 何を話したかも ぜんぜん 覚えていないけど ありがとう、たのしかった〜!と 二人の顔を見て そう言って お互いに 笑って 手を振って お別れをし 駅のホームからは 大きな 朝焼けが わたしに サヨナラを 言っていたことだけ 鮮明に おぼえてる。

そのあとの バスの中で わたしは
鼻を垂らして大泣きした

さびしかった からじゃない
明日のことを考えていたからだった

明日 わたしは 東京でお世話になった
幡ヶ谷36°5の10周年イベントで
単独ライブをする

10年間 時々 出演して 永く続く仲間
内輪になりすぎることを 避けるために
やっぱり私は今でも

ある一定の距離を保とうと必死になっていたかもしれない

大好きなひとたちがいて
うれしい気持ちを忘れたくない

いろいろな思い出があるからこそ
その想いをその日歌にできるはずだ

大切にすごそう。


おめでとうを伝えよう。


そう おもっていたら 泣けてきていた。


東京に 帰ろう。


大阪のみなさん、
また、あいましょう。