せつぶん

2018年2月3日(どようび) 晴れてた


節分の豆まきの時に言うでしょう?

「鬼は外!福は内!」

伝統的な行事のひとつに対して、なぜか私は「ほんとにそうなの?」「ほんとはどうなの?」と、疑問に思うことが、たま〜にある。

それをやるのが当たり前。

みたいな物事がとても嫌いだから、常に一歩下がって様子をうかがう癖があるのです。厄介なやつだと思われるでしょう。みんなやってんだから、なんにも考えずに一緒にやりゃ〜いいんだよ!なぁ〜んて思われることでしょう。だがしか〜〜〜〜し。

考えてしまう、様子をうかがってしまう、何でやるの?ほんとにそう思うの?などと、思う。すると、時代や行事からは置き去りになっている。笑

まさか、ひとりで、豆まきが出来るわけもなく、鬼を追い払う気もなく、福を招き入れる気も湧かない今のわたしはなんとなく、節分に向けて鬼の絵を描いた。

すると、猫をなでなでする、なんとも可愛らしい感じの鬼が、真白の紙の上に現れたので、、、
また、わたしは、こう思ってしまった。

「ほんとに、鬼は、悪者なんだろうか。
鬼という名前なだけで、ほんとは、優しかったり、かわいかったり、する奴もきっと、いるんじゃないだろうか、、、。
それをなぜに、鬼は外!などと、平気で追い払うことができるのか。
わたしは、もし、鬼が来たら、ほんとに悪者なのか、しばらく一緒に暮らして、様子を見る期間を設けてみよう。疑ったまま、そばにいるのは、申し訳ないけど。
お互いにお互いがいい奴だと思えたなら、鬼だって、わたしは、ハグをしちゃうよ。」

という、毛の生えない妄想上の理想論を一人、語り出してしまうのであった。

福だってさぁ、
覆面の福だってさぁ、
いるかもしれないから、世の中ね。


気をつけて、生きていこう!


そして、この日に、
わたしにできる事と言ったら、
恵方巻きを南南東やや南を向いて、
黙って食べることくらいでした。


おいしくて、笑顔がこぼれたので、
まぁ、よしとしましょう!

チャン、チャン!