みつばちの大地

2018年1月18日(もくようび) 雨っぽい

せんじつ、ドキュメンタリー映画【みつばちの大地】を鑑賞しました。色々な国の養蜂場の人たちが映し出され、語り、伝え、みつばち達のことを学び、そして農薬の恐ろしさや、昔ながらの純粋な形と、現代の生産生産お金お金のやり方についてなどを知り、生命たちの叫びのようなものを感じました。

すでにDVDになっているので、もしご興味を持たれた方は、ぜひ観てみてくださいまし。面白い研究についてや、大切な内容が含まれていましたよ。

最近、何故か『蜂』というフレーズがわたしの身の回りで飛び交いだしていて、蜂に呼び寄せられているような、もしくはわたしが蜂を呼び寄せているような、そんな感じです。

花々は、蜂がいないと育たないのです。

わたしもきっと、あなたがいないと、、、みんながいないと、、、なぁんて色々考えたり。地球と仲良くなるには人間はもう少し真面目におバカになったほうがいいのではないか?などと考えたりしました。

かけがえのない人、という言葉が人間界にはありますが、それは個人にとっての特定の依存関係としての言葉になっているように思いますが、ずっと色々と考えていて、ある時気づいたのです。

私が思うに、″かけがえのない″ は、人だけに使う言葉ではないのです。

全部が、それぞれ まったくもって、何と言おうが思われようが、
″ かけがえのない命 ″ なのでした。

私はわりと、自分がいつ死んでもいいように悔いのないように、と考えながら生きているタイプの人間なのですが、私もきっと、″ かけがえのない ″ というところの命なのであるからして、やっぱり、居なくなったら何処かに穴があくのだろうと思います。 あなたが、居なくなったら、やっぱり穴ぼこがボッコリ空きます。みんな居なくなったら、それぞれの場所で穴があくのですね。だから宇宙は、穴だらけなのですが、それって、

"かけがえのない"
埋まらない穴なのです。
一つしかない命、一つしかない人生ですし。

だから、ひとつひとつ、大切にしたいです。ひとつひとつ、大切にすることは、相当に心を尽くしますから、あまりたくさん、そのようには出来ません。

でも、ひとつひとつが、ひとつひとつ増えていけばいい。ゆっくり。この一つの限られた人生と時間の中で出来る範囲でいい。

本当に大切だと想えるものを
本当に大切にしたい。


映画で、蜂がたくさん死んでゆく場面を見ていたら泣けてきてしまって、辛くなりました。すぐ擬人化して投影してしまう習性は、もう治りようがないので、もしもこれが自分だったら、、、というところに役立てて生きていけたらと思います。

自然で、純粋なものが大好きです。

自然で、純粋なものに触れてたい。


自然なやり方で蜂を育てていたスイスのおじいさんが、とても素敵でした。写真は、そのおじいさん。


ミツバチから色々教わり、観てよかったです。