闘うなら己と

歌っていないと 自分が 誰なのか 分からなくなる 恐怖心みたいなものは 確かにある。 去年までの スピードから 今は ライブを絞り 月1本ほどにして じっくり 進めることが出来き 心が落ち着いてやれている 安心感も 確かにある。
私は 知り合いの人達が 活躍している姿を見ているのがとても好きで あんまり 嫉妬とかはしないのだけれども 好きな人たち を 他の多くの人たちに知ってもらえる機会を作ったり 説得力のある信頼できる 存在であり続けていないと という焦りがある。
自分のことを知らしめたい願望というより 自分に関わってくれた 素晴らしい方々を より多くの人たちに知っていただきたい という想いのほうが 断然大きいからこそ 疎かにできないぞ という気も生まれる。
その 自分がいったい誰なのか分からなくなる 恐怖心というのは 歌っている自分こそが 自分自身なのだという 意識が強く そこに関わる 素敵な人たちについてを 実感出来なくなると 私は私から遠く意識が離れてしまうようで。歌って歌って歌って生きてきた自分にとって 器用さが生まれたことというのは結局のところ より一層不器用になったということだなぁと 感じながら。
 
やっぱり 歌ってないと 自分が自分を殺したんだ…みたいな 気分にもなる。
 
そういう自分と闘って打ち勝ちながら 在りたい自分に向かって そう在り続けていたいんだなぁ と 昨日 強く思った。