ほらね


やっぱり。振り回された。わたしは、もう、おこりはしないけれども。いつも、いつも、今回のはすごいぞー!って、思わせぶりっこなアイツに今日こそ、お別れをつげてやる。アイツとは、台風と一緒にやってくる、あの『不安』なアイツだ。言うなれば、アイツは、わたしだ。わたしの中に住むアイツだ。弱虫毛虫の臆病にかかってしまう免疫力のない、小さな小さなわたしのことだ。それにしても、免疫力ってどうやったらつくの?何度経験しても、わたしは、それがまるで、初めてみたいに感じてならない。おとなになるって、大変なことだぁ。いま、がんばっているところ。エイエイオー!

- 君 -