目の前のおじさん



最近は、カフェプロントに入り浸っている私。その場所が、高円寺だからなのか、やってくる人々が、ちと可笑しげで、ちと面白い。

砂糖をテーブルにばらまいて、立ち去るモジャモジャな男や、始終キレているキレギレ男、突然二人で立ち上がり連れの女の仙骨を触りだして何やらとコメントを言っている仙骨タッチ男、始終ニヤニヤし続けているハッピー男。などなど。

そうして今、私の目の前にいる男は、見た目はおじさま。とても仕事熱心なようで。パソコンに向かって作業中なわけだが、途中から、集中しすぎて、さっきまでしていたはずの息が、時々、止まってしまっているのである。

ーーーーんふぅーーーーー。。。
んふぅーーー。ーーーんふぅ。

と、可笑しなリズムでいて、
呼吸が苦しそうなのである。

私の目の前でギリギリな呼吸をしているその男の呼吸のリズムと音には、どうしても気になってしまう何かがあり。

私は全く集中できないでいるからして、こうして日記に書いてしまっているわけである。ごめんなさい。


それにしても、
この目の前のおじさん。


大丈夫なのか。。。
呼吸をしてくれ〜〜〜!


と、今にも私は叫んでしまいそうである。


何はともあれ、人間は色々なのだ。
どんな人に出会っても、

優しく見守れる大きな器を
持ちたいものです。